婦人科がん検診
現在の医学統計上、がん検診は理想的には6ヶ月に1度ですが、最低1年に1度はがん検診を受けることが望ましいと言われています。婦人科のがんは若い年齢(10代)から発症しますが、早期発見さえできれば治るものです。
検査方法
子宮頸がんは早期に発見されれば根治できる病気ですので、定期的にがん検診を受けられることをおすすめします。
子宮頸がんは、初期に見つかると子宮を取り除く事なく完治出来ます。 レントゲン検査や血液検査と異なり、綿棒やブラシなどの専用器具でこすって細胞を採取し、顕微鏡で異型細胞やがん細胞がないかを調べます。直接子宮の入り口から細胞を採って検査しますので、正答率が高く、診断ミスはほとんどありません。しかも外来で、全く痛みも無く30秒ほどで検査は終了します。
検査方法
卵巣の病気 | 10代後半以上のかた、全員 |
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子宮頸がんチェック | 10代後半以上のかた、全員 |
子宮体がんチェック | 30代以上のかたで、了解されたかた |
がんの種類
子宮の構造
子宮筋腫
子宮の筋肉に発生する腫瘍(かたまり)が子宮筋腫です。良性の腫瘍です。
がんのような悪性腫瘍と違い、生命をおびやかすことはありません。また、子宮筋腫ががんになりやすいということはありません。また子宮筋腫単独の場合もありますが、子宮内膜症と合併する場合もしばしば見られます。子宮筋腫自体は良性腫瘍です。
しかし、ごく少数ですが、子宮内膜がん(体がん)の合併や子宮肉腫という悪性腫瘍の場合もありますので注意が必要です。