大阪府大阪市中央区にある由診療・保険診療・婦人科は心斎橋レディースクリニック
心斎橋:0120-511-622
受付時間:10:00 - 19:00
休診日:月曜日・水曜日

出血・生理に関して

生理不順

○検査方法

①超音波エコーという器械で子宮や卵巣に重大な病気がないかをチェックします。(所要時間30秒)
②検査は痛みなくすぐに終了します。腫瘍や明らかな異常を認めないようなら、生理不順はホルモンバランスのくずれということになります。

○治療方法

(1)このまま様子をみる
(2)今回、生理をこさせて様子をみる
(3)月に一度規則正しく生理がくるようにする
(4)排卵が規則正しくくるようにする
(5)妊娠希望

患者さまの年齢や仕事の都合によって方針も変わります。10代であればさほど急ぐこともなく、(1)このまま様子をみるという場合もよくあります。 20代後半から30代であれば(3)や(4)になることが多いようです。(4)の排卵の確立や(5)の妊娠を早くしたいという希望であれば患者さまにも基礎体温をつけてもらうよう指導します。

○基礎体温は面倒ですが…

基礎体温は面倒かもしれませんが、これは単なる温度表ではなく治療歴です。もし他院に移らなくてはならなくなった時、その治療歴ともいえる基礎体温表がないと、また一からやり直しになる可能性があります。それは患者さまにとって時間や費用の負担が再度かかる事となります。余分な負担や時間を費やしてほしくないので基礎体温をぜひつけていただければと考えています。

○具体的治療方法

治療方法の(1)から(5)に合わせて下記の治療を行っていきます。

■ホルムストローム療法:黄体ホルモン補充療法
■カウフマン療法:女性ホルモン、黄体ホルモン補充
■クロミッド療法:排卵促進療法
(詳細はクリニックで説明させていただきます。)

不正出血

不正出血がある場合は、重大な病気が隠れていないことを証明することから始まります。

○検査方法

①おりもの培養を行うことで検査できます。
②検査は痛みなくすぐに終了します。

○原因としてありうる病気

・子宮頚がんや卵巣がんなどのがん
・子宮筋腫・卵巣のう腫(良性)
・ポリープ
・排卵期の出血
・外傷
・妊娠関係(流産など)
・ホルモンバランスのくずれ
・原因不明
などがあります。

○治療方法

以上の検査で腫瘍や明らかな異常を認めないようなら、

①このまま様子をみます。
②2週間以上持続不正出血であればホルモン剤による止血をします。
診察時にすでに2週間以上の不正出血が持続しているような状態ですと、ホルモン剤を使用して止血を行うことが多いです。

生理痛

不正出血がある場合は、重大な病気が隠れていないことを証明することから始まります。

○検査方法

①超音波エコーという器械で子宮や卵巣に重大な病気がないかをチェックします。(所要時間30秒)
②検査は痛みなくすぐに終了します。明らかな異常を認めないようなら、治療方針を立てます。

○具体的治療方法

下記のいずれかの方針になるかと思います。鎮痛剤もクリニックならではの処方もあります。避妊も兼ねるようでしたらピルが非常に有効です。現在の低用量ピルは副作用も少なく安全です。保険の効かない治療もありますので、医師と相談の上決定しましょう。

①このまま様子をみる
②鎮痛剤
③ピル(ホルモン剤)
④漢方薬

月経移動

月経移動用 お薬処方

○費用

保険がききませんので、自費となります。
説明のみで薬を購入希望されない場合は御相談ください。

*生理を延ばす方法が原則です。生理問始の1~2週間前から服用を開始します。次の生理予定日より一週間以内の内服関始では、調整不可能な割合が増します。
*生理を早める方法を希望される方がいらっしゃいますが、生理を早める方法は服用後に生理出血が生じす、ずらしたい日に出血が重なるなどがあることを了承される方にのみ処方となります。
*遅くするにしろ早めるにしろ、100%その通りに変更できるものではなく、時に出血が認められることがあることを十分にご理解、ご了承のうえ、購入されてください 。

○服用方法

他のピルと飲み方や量が異なるので注意してください。お薬処方で生理日を調整する場合、通常1日2~4錠を1~2回服用します。
飲み始めは生理を早めるか遅らせるかで異なります。また、症状・年齢により適宜増減するため、医師によく確認してください。

■生理を早める場合
生理開始5日目から服用を開始して、1~2週間服用を続けます。服用中止後2~3日で、量の少ない生理(消退出血)が始まります。 ただし、飲む期間や量が少なかった場合、子宮内膜が十分に厚くなっていないため、服用中止後数日以内に生理が来ないこともあります。

■生理を遅らせる場合
生理開始予定日の5~7日前から服用を開始します。そして、生理を起こしたい日の1~2日前くらいまでピルを服用します。服用中止後2~3日で量の少ない生理(消退出血)が始まります。

生理予定日の3日前を過ぎてからの服用開始では、生理を遅らせることは難しくなるので注意が必要です。

○注意

①毎日1錠睡眠前に服用下さい。服用する時間は3~4時間ずれても問題ございません。 副作用が寝ている間に生じるほうが望ましいという理由です。
②服用中に出血が生じた場合、服用を中止せずに飲み続けて下さい。必ずしも出血が止まるとは限りませんが、少量出血のままの状態を保てる可能性があります。
③1~2錠飲み忘れた場合、飲み忘れに気付いた時点で、忘れた分も追加で服用して下さい。連続して2日以上服用し忘れた場合は、出血が生じる可能性が非常に高くなります。
④その他の薬(風邪薬・鎮痛剤・抗生剤・抗アレルギー剤など)を一緒に服用しても差し支えありません。
⑤海外旅行などで時差がある場合は、睡眠前に飲むという形で服用下さい。この時、24時間以上空けないようにお願いします。一時的に24時間以内に2錠服用する形になっても問題ありません。
⑥副作用の緩和のために制吐剤、酔い止め、頭痛薬といった、他の薬を併用しても問題ありません。
⑦日常、飲む薬を同時に服用しても良いかどうかは医師に尋ねて下さい。
⑧避妊効果はありません。
⑨必ずしも食事後に服用する必要はありません。
⑩1シートに21錠あります。薬が余った場合、次回の月経移動の際に使用しても構いません。ただし、その際にも医師からの説明が必要ですので、診察の予約のうえ来院下さい。

○副作用

①吐き気…多少、吐き気が出現する可能世があります。市販の吐き気止めを服用しても差し支えございません。
②おう吐…服用後2時間以内におう吐した場合は薬の効果が不十分となります。服用後2時問以内は安易に吐かないよう意識して下さい。(服用後2時間以降のおう吐は問題ないと言われています。)
③眠気・頭痛・むくみ…時に生じますが、効果に影響や重篤な副作用はございません。
④奇形性…仮に妊娠早期に、お薬を服用されても、胎児の奇形性に影響は与えないと考えられています。

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